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第80回 飛蚊症

2015.6.25 - [病気]

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飛蚊症とは
飛蚊症とは、目の前を小さな虫が飛んでいるように見える症状のことを言います。多くが加齢によって起こるものですが、目の病気のサインの場合もある為、注意が必要です。
見えるその形はさまざまで、「蚊」に例えられる点状や、糸くず状、リング状などがあり、この影が視線の動きと共に移動し、瞬きをしても消えないのが特徴です。また、大抵の場合は左右どちらかの目に起こります。
 
飛蚊症の原因
飛蚊症は、目の内部の硝子体に濁りが生じるのが原因です。硝子体は、水晶体と網膜の間を満たす、コラーゲン線維とヒアルロン酸が存在するゲル状のものです。加齢によりこのコラーゲン線維やヒアルロン酸の質が悪くなると、吸着していた水が離れて、ゲル状から液化されていきます。こうして不均一になった硝子体内では、それまで均一にあったコラーゲン線維が束になり、濁りが生じます。この濁りが網膜に映ると小さな虫が飛んでいるように見えたりするのです。
 
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病気が原因の飛蚊症
以上のように、加齢によるものは生理的飛蚊症と呼びますが、急に見える影の数が増えるなど症状が悪化する場合は病気が原因である場合があります。何らかの病気や外傷により、眼底から出血し、血液が硝子体内に入り込むことで砂嵐のような影が見えたり、ウィルスや外傷などによって目に炎症が起こり、硝子体内に濁りが生じて飛蚊症となることもあります。また、突然飛蚊症が起きた場合は「網膜剥離」の前兆である可能性も考えられますので、眼科の受診をお勧めします。
 
飛蚊症になったら
飛蚊症を自覚したら、それが生理的なものか病気が原因なのか自分で判断することは出来ない為、眼科を受診して調べてもらうことが大切です。飛蚊症で受診して病気が見つかった場合は、その病気の治療がおこなわれますが、生理的飛蚊症の場合は、治療の必要はなく、そのまま様子をみることになります。
飛蚊症を予防する方法は残念ながらありませんが、目の老化やトラブルに大きく影響するのは、強い光です。特に強い紫外線は目に障害を及ぼす危険がありますので、サングラスを使用するなどして対策をとりましょう。

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