薬局に出来ることをもっともっと。青い森のテック調剤薬局

テック調剤薬局公式フェイスブック

お薬Q&AMedicine Q&A

第3回 お薬の形

2013.1.3 - [3. お薬の形 / お薬のキホン]

■種類と特徴

薬の形は錠剤、散剤、シロップ、貼付剤、塗り薬、とたくさんあります。これは、年齢や症状に応じて効果を発揮できるように形が選ばれています。
<錠剤>scan1-009
薬の原料を圧縮して固めています。苦味や匂いを減らすためにコーティングして飲みやすくしてあります。また、高齢者や幼児が喉に詰まらせないように口の中で溶け易くなっている口腔内崩壊錠(OD錠)があります。

 

<散剤>scan1-010
粒が小さいので錠剤では飲み込みにくい高齢者や幼児でも飲み込みやすい形です。これも味や匂いを減らすためにコーティングしている場合があります。量や味が気になるときは、オブラートに包んで服用してみましょう。

 

<シロップ>scan1-011
お子さんが服用することが多いので甘味、香料を加えて飲みやすくしてあります。他にも、胃の粘膜を守る効き目があるアルロイドGというお薬は長く留まらせるためにとろみがついています。

 

<貼付剤>scan1-012
皮膚から吸収されて効き目が発揮されます。種類は大きく2種類あり、1つは痛めた部分に貼って効果が出るものです。これは直接患部に貼り効果が表れるので、全身的な副作用を避けることができます。もう1つは皮膚から吸収されて全身に効果を表すものです。ゆっくり吸収されるので長時間効果が期待でき、副作用が出たときにすぐ剥がせるという利点があります。

 

<塗り薬>scan1-014
皮膚に直接塗って炎症、湿疹、乾燥を抑えます。クリーム状のものとローション状のものにわけられ、クリームはのびがよく炎症、湿疹に使われます。ローションは肌触りがさらさらしていて広範囲の乾燥に使われます。他にも口内炎のために口の中に塗れるものがあります。

 

■同じ成分で形が違うもの

最初に薬は年齢や目的で形が違うと言いましたが、実際にある例をあげます。

☆ロキソニン錠(錠剤)・ロキソニンテープ(貼付剤)・ロキソニンゲル(塗り薬)
scan1-013scan1-016scan1-015
 

 

 

 
 

 
ロキソニン錠は歯痛、関節痛を抑える鎮痛作用と、発熱時の解熱作用を目的として服用されます。欠点としては胃に負担をかけることがあるので多めの水で服用する必要があります。
ロキソニンテープは鎮痛作用を目的に患部直接貼ります。関節や範囲に応じて切って使うことできます。テープの欠点は肌が弱い方はかぶれや痒みを生じることがあります。
ロキソニンゲルはテープと同様に鎮痛作用を目的として塗ります。塗り薬なので肌が弱い方でも使用できますし、広範囲に塗ることができます。ゲルの欠点は肌触りや匂いが気になることがあります。
このようにそれぞれの形に目的、使用法、欠点があるので症状に合ったものを選びましょう。匂いや痒みなど使い心地が気になる場合は変更することができる場合があるので、医師や薬剤師に気軽に相談してみましょう。

 

参考文献
*福井大学医学部附属病院
http://www.hosp.u-fukui.ac.jp/jusin/okusuri/c4_02-okusuri.html#10
*Meron
http://www.meron-net.jp/c/useful/advice/advice200710-2.html

»

«