第11回 口内炎
2009.9.5 - [病気]
口の中に現れて、辛い痛みを伴う口内炎・・・。できてしまったら早く治したいですよね!
■どうしたら口内炎ができるの?
口の中に小さな傷ができるのは、日常茶飯事です。例えば、ぼんやりしていて、唇や、頬の内側を噛む人もいますし、鋭い形の食べ物は、口の中や歯肉を傷つけます。偶然に舌を噛む、唇の内側を噛む事もあります。これら全ての損傷は、口腔粘膜を痛め、口内炎を引き起こす原因になります。
またいくつかの研究で、口内炎は、鉄分や、葉酸などのビタミンB群などが不足した人に多く見られることが明らかになりました。
大人の場合であれば体力や免疫低下が主な原因です。(体力や免疫力の低下はストレスも原因であることが多いです。)
■口内炎ができたらどうすればいいの?
【塗り薬】
口内炎の炎症・腫れ・白っぽいくぼみのような傷を少なくするための軟膏です。人によっては即効性が期待できます。治癒の時間も早まる最も一般的な対処方法です。薬局・薬店・病院でも処方などで購入できます。
【栄養摂取】
口内炎が発生する利用にはビタミン不足が原因の場合が多いようです。ビタミンB2、B6、B12、ビタミンC が含まれたサプリメントやビタミン剤を服用すると効果的です。悪化の進行を防ぎ、治癒を早めることが多いようです。但し、痛みに対しての効果はありません。 口内炎がよく出来るという方は、毎日の摂取で予防しておく事をお奨めします。
■口内炎ができないように予防しよう
◎口内を傷つけないようにしましょう
硬過ぎない程度でちょうど良い大きさの歯ブラシを選び、強いブラッシングはやめて、優しく丁寧に口の粘膜を傷つけないようにブラッシングするよう注意しましょう。また、歯のかみ合わせなどで、口腔内や唇を噛みきってしまいやすい人も食事の際に注意が必要です。
◎生活習慣に気をつけましょう
バランスよい食事をとる、 ストレスや疲労の蓄積は避けるようにしましょう。体内のバランスを崩し、良質の体内ビタミンや栄養を奪ってしまいます。ストレスや疲労の蓄積で口内炎はできやすいとされています。ストレスや疲労がたまると、口の中が乾燥したり、サラサラした唾液が少なくなったりすることも原因のひとつです。しっかり自己管理し、疲労・ストレス・寝不足に注意しましょう。