第30回 手洗い・うがい
2011.4.19 - [生活]
手を洗うことうがいをすることは感染予防の第一歩です。
正しい手洗い・うがいをマスターして、健康な生活を送りましょう。
■手洗いについて
手は、見た目が汚れていなくても、目に見えないたくさんの細菌やウイルスがいます。これらが体の中に入り込み、風邪やインフルエンザをはじめ、さまざまな病気を引き起こします。また、自分の手から他人の手へと伝わって、感染を広めてしまう可能性もあります。
手を洗い、細菌等を洗い流すことは、非常に効果的な感染症の予防方法なのです。
【手洗いの方法】
1.石鹸をよく泡立てさせる
※石鹸も泡立てる事で界面活性作用が生まれ、消毒の効率が増します。
2.指を1本ずつ丁寧に洗う
3.指の間、手の甲を洗う
4.爪の中、しわの間を洗う
5.手首もしっかり洗う
6.流水で石鹸を洗い流す
7.清潔なタオルでふき取る
【手洗い後の注意】
1. 手洗いをした後に、最も重要となることは手を十分に乾かすことです。
手を乾燥させるためには、同じタオルで頻回に手を拭くのではなく、衛生的にも ペーパータオルを使用することが望ましいです。
2. 手洗いをした後、無意識に髪や鼻などへ手が触れることがあります。
髪や鼻には細菌やウイルスがたくさん付着していますので、その際もこまめに手を洗うことが 感染予防対策となります。
「のど」は細菌やウイルスの入り口です。
鼻から入ってきた細菌も「のど」に付着しています。
また、口の中などにいる細菌は、咳やくしゃみなどで周囲を汚染してしまうことがあります。
うがいは感染予防の大切な手段です!!
【うがいの方法】
・うがいがしやすい量(約60ml)の水や緑茶(殺菌作用があるといわれています)、または希釈したうがい薬をコップに用意します。これを使って3回にわけてうがいをします。
・1回目は口の中の食べかすなどを取る目的で、口に含んで強くうがいします。
(いわゆる”クチュクチュペッ”)
・2回目は、上を向いて、のどの奥まで届くように15秒程度うがいします。
(いわゆる”ガラガラペッ”)
・3回目はもう一度”ガラガラペッ”をします。
【うがいの注意】
うがいの際には、姿勢や口に含む水の量に気を付けてください。
あまり水の量が多いと誤飲する危険があります。また、あまりにも長時間うがいをすると逆にのどを痛めることがありますので、適度な間隔で行ってください。
☆重要なことは、外から帰ったら、手洗い・うがい!!
健康の基本となるこれらの習慣を身につけましょう☆