皆さんは普段、正しい姿勢は出来ていますか？姿勢の悪さは見た目だけの問題でなく、健康にも影響を与える事があります。そこで、今回は姿勢について考えてみたいと思います。
 
■悪い姿勢と体への影響
悪い姿勢を続けていると体の様々な所に次のような異常を生じてくる事があります。

■姿勢を悪くする原因とは？
姿勢が悪くなる原因は多種多様ですが、基本的には生活習慣が影響している事が多いと言われています。私達が普段の生活で無意識にしている姿勢がいつの間にか姿勢を悪くしているのです。
例えば・・・
・座る時の姿勢が背中を丸めた猫背になっている。
・座る時に浅く腰かけ背もたれに寄り掛かる。
・座る時に足を組んでいる。
・テレビやパソコンの画面に頭から近寄る。
・立っていて疲れると、お腹を前に突き出している。
・姿勢を正そうとして、必要以上に胸を張ったり、肩を背中に引いたりする。
など、皆さんは無意識のうちにこのような姿勢をしていませんか？

■悪い姿勢の種類
悪い姿勢といってもいろいろな姿勢があり、大きく分けて3つのタイプに分けられます。

■正しい姿勢とは？
～立っている時の姿勢～
軽くあごを引きます。両足に均等に体重をのせ、頭を上に引っ張られているようなイメージで背筋・膝を伸ばして立ちます。そして、横から見た時に耳、肩、股関節、膝、くるぶしが地面から垂直に、一直線に伸びたような姿勢が良い姿勢と言われています。
～座っている時の姿勢～
ここでは、椅子に座っている時の姿勢についてお話します。椅子の背もたれにお尻が密着するように深く腰掛け、軽くあごを引きます。肩の力を抜き、背筋を伸ばしてお腹を引っ込めます。椅子の高さは、膝がお尻よりわずかに高くなるのが理想的な高さです。また、机で作業する時は、目と作業面の距離が30cmぐらいなるのが適当だと言われています。
 
■最後に・・・
皆さんの姿勢はどうでしたか？知らず知らずのうちに悪い姿勢になっていた方も多いのではないでしょうか？
悪い姿勢を矯正するには普段から意識する事も大事ですが、最近は猫背矯正グッズなどもありますので利用してみるのもひとつの方法です。また、長年悪い姿勢を続けていると背骨に歪みが生じている事もあるので、カイロプラクティックや整体で治療するという方法もあります。
これを機会に皆さんも普段の姿勢を見直してみてはいかがでしょうか？