今回は、「甘酒」のお話をさせて頂きます。
「甘酒」は、大きく分けて「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」とに分けられます。
 ◆米麹の甘酒･･･お米に麹菌を加えて発酵させてできた米麹に、お米とお水を加えて作ります。
・アルコール成分がない
・お米本来のほんのり甘い、やさしい味
・砂糖不使用

◆酒粕の甘酒･･･酒粕とは、日本酒を作る過程で生まれる発酵したもろみから、日本酒を絞った後に残る固形物です。その酒粕をお水で溶いて作られます。
・アルコール成分がある（子ども、妊婦、運転時などは注意が必要）
・砂糖で甘みを出している
・深いコクと豊な香りが楽しめる
 
また、甘酒は、「飲む点滴」と言われている事、ご存知でしょうか？
甘酒には、水分・塩分・糖分がバランスよく含まれており、水分・塩分・糖分の補給にもおすすめです。
ビタミンB1、B2、B6や葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ブドウ糖など多くの栄養成分が含まれます。
・美肌効果
・便秘解消
・疲労回復
・リラックス効果
・血糖値を上げることにより、満腹感が得られる
など、嬉しい効果も期待できます。
 
しかし、あくまでも食品ですので、生活改善補助の一つとして取り入れるのがおすすめです。
また、糖分が含まれる為、飲みすぎには注意しましょう。一日コップ１杯（180ｍL～200ｍL程度）が良いでしょう。
今では、米麹・酒粕どちらも入った甘酒、しょうがの入った甘酒など、たくさんの種類の商品が販売されているので、飲み比べてお好みの甘酒を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。ご家庭で作るレシピもたくさん紹介されています。手作り甘酒もおいしそうですね。是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。