第101回 歯磨きの仕方
2017.4.17 - [生活]
毎日歯磨きしているのに、虫歯ができてしまったということはありませんか?
自分なりの歯磨きの仕方がいつの間にか身についていて、正しい磨き方かどうか心配になったりしますよね。
間違った磨き方をしていると、しっかり磨いたつもりでも虫歯ができてしまったりします。
虫歯を予防するためには、正しい歯磨きをするのが一番です。
今回は、正しい歯磨きの仕方についてポイントごとにお話ししていきたいと思います。
ポイント1 歯ブラシはペンを持つように
ペンを持つように歯ブラシを持つことで、余計な力が入らず、歯ブラシの毛先で汚れを落とすことが出来ます。
力が入りすぎると、歯ブラシの毛先が寝てしまい、歯に押し当てるだけになってしまいます。
ポイント2 食べカスなどが溜まりやすい場所を意識する
食べカスなどが溜まりやすい場所は、歯と歯の間・歯と歯肉の間・奥歯のかみ合わせの部分です。
大事なことは、歯の表面を磨くことではなく、食べカスなどが溜まりやすい部分から汚れをかき出すことです。
ポイント3 前歯は歯ブラシを縦にして
前歯を磨くときは、歯ブラシが横向きだと汚れをかき出すのが難しくなるため、歯ブラシを縦にして汚れを落としましょう。
ポイント4 歯ブラシは水で濡らさない
歯磨きをする時、歯ブラシを水で濡らしてから歯磨き粉をつけていませんか。
そうすることによって、歯磨き粉の泡立ちが良くなり、磨いた感じがすると思います。
でもこの泡立ちが口いっぱいに広がると、しっかり磨いている気分になり、実はよく磨けていなかったりするのです。
ですので、歯磨き粉をつける時は乾いた歯ブラシにつけて歯磨きをするのをお勧めします。
ポイント5 寝る前の歯磨きが一番大事
私たちの唾液には、虫歯の原因となる歯や口の中の酸の洗浄をする役割があります。
私たちが眠っている間は唾液の分泌が少なく、虫歯になりやすいタイミングとなります。
その為、寝る前の歯磨きが一番大切になってきます。寝る前の歯磨きには、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、より丁寧に歯磨きをするのもいいですね。