第107回 冬の高血圧対策
2017.11.7 - [生活]
皆さんこんにちは、最近ますます寒くなり、もうすぐ雪も降る季節が近づいています。
冬に向けて気をつけて頂きたいのが、「血圧」の管理です。
寒くなると体温を逃さないよう毛細血管が収縮するため、血圧も上がってしまいます。
血圧が高くなると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
普段から血圧が高めの人は、特に注意が必要で対策が必要です。
室内での対策
・起床直後すぐに動くと血圧が上がってしまいます。
起きたら5~10分ほど布団で過ごし深呼吸をしてからゆっくりと行動しましょう。
・トイレやお風呂の脱衣所にも暖房を置くなどして暖かくする工夫をしましょう。
・雪が降って運動がしづらい季節ですが、準備運動を充分行い室内でも毎日軽い運動をする。
入浴の対策
・脱水を防ぐために入浴前にコップ一杯(200ml)の水を飲む。
・心臓から離れた位置から掛け湯をする。(足、ふともも、お腹、胸の順番で!)
・お湯の温度は39~41℃にし、心臓への負担を減らすため湯の高さは胸の下あたりまでにして肩まではつからない。
外出時の対策
・マフラーや手袋などの防寒着などを着用し、外に出た時に急に冷えないようにしましょう。
また、一般的に朝は血圧が上昇し始める時間帯なので、冬の朝は特に注意が必要です。
食事の対策
・宴会等が多い時期ですが、アルコールの摂取はほどほどにしましょう。
1日の適正飲酒量は日本酒なら1合、ビールなら500mlとされています。
飲みすぎてしまった日があれば休肝日を設けることも大切です。
また、食べ過ぎて体重を増やすことも血管に悪い影響を与えてしまうので腹八分を心掛けましょう。
皆さん冬の生活習慣には気を付けて、青森の寒い冬を元気に過ごしましょう。