第122回 PMS(月経前症候群)
2019.3.11 - [病気]
みなさんこんにちは。今回はPMSについてお話ししたいと思います。
PMSとは、月経前3~10日続く心や身体の不快症状で月経前症候群というものです。
月経開始とともに症状が軽くなるのが特徴的で、排卵後の女性ホルモンの急激な変化が関係しているのではないかと考えられています。
症状は200~300種類あると言われ、中でも代表的な症状は次のようなものがあります。
○心の症状
情緒不安定、憂うつ、イライラ、不安、眠気・不眠、集中力の低下など
○身体の症状
食欲不振・過食、肌荒れ、吐き気、腹痛、腰痛、頭痛、むくみ、肩こり、胸の張り・痛みなど
症状を少しでも軽くするためには…
○生活習慣の見直し
1. 規則正しい生活
2. バランスの良い食事
3. 適度な運動
4. アルコール、カフェイン、塩分を控える
5. 禁煙
○PMS治療薬
病院では症状や体質に合わせて、低用量経口避妊薬(ピル)や漢方薬、利尿剤などが処方されています。
市販のお薬では「プレフェミン」というお薬があります。
当薬局でも販売していますので、つらい症状でお悩みの方は一度相談しに来てくださいね。