第160回 マイナンバーカードの健康保険証利用について
2022.7.20 - [生活]
2021年3月より、医療機関や薬局の受付にあるカードリーダーをかざす事によって、健康保険証として利用出来る様になった事はご存知でしょうか?
私共の薬局でもカードリーダーの設置を順次進めています。
■マイナンバーカードを使う事のメリット
・薬や特定健診の情報が病院や薬局に自動で連携される為、旅先や災害時でも情報を共有出来る。
・就職、転勤、引越などで保険証の切り替えが必要な際も健康保険証としてずっと使える為、一時的な医療費全額負担と後日行う払い戻しの手続きが不要になる。
・限度額適用認定証がなくても高額療養費制度における限度額以上の支払いが免除される。
・マイナポータルで医療費通知情報を管理出来るので、確定申告の医療費控除が簡単になる。
■利用申込書方法
【必要なもの】
①申込者本人のマイナンバーカード+あらかじめ市区町村窓口で設定した暗証番号(数字4桁)
②マイナンバーカード読取対応のスマートフォン(または、パソコン+ICカードリーダ)
③利用するブラウザ用のマイナポータルアプリのインストール
※申込みはパソコンやスマホからできます。
詳しくはこちらをご覧ください。
■2021年の6月30日より、マイナンバーカードを保険証として登録する事でマイナポイントが貰える事業が始まっています。
今後、マイナンバーカードが運転免許証と一体化して利用出来るなどメリットがあるようです。
※病院や薬局でマイナンバーカードを利用する場合、自己負担3割で初診料21円、薬局でも9円の負担を頂く事になります。
カードリーダーの操作方法など分からない事がありましたら、是非お声がけください。