第167回 春のお彼岸
2023.2.15 - [生活]
まだ寒い日が続きますが、もう少しで春のお彼岸ですね。
春のお彼岸はぼたもち、秋のお彼岸はおはぎをお供えしますが、これらは呼び名が違うだけで基本的には同じ物です。
それぞれの季節に咲く花に合わせて呼び名を変えており、春は「牡丹」の花が咲く時期なので牡丹餅(ぼたもち)、秋は「萩」の花が咲く時期なのでお萩(おはぎ)と呼びます。
これらの原材料は小豆、もち米、砂糖などです。使用されている小豆は食物繊維やビタミンB1などの栄養素が豊富に含まれています。
□食物繊維
水溶性と不溶性がどちらもバランスよく含まれており、腸内環境を整えてくれるなどの働きがあります。
□ビタミンB1
ビタミンB1は炭水化物(糖質)をエネルギーに変える時に必要な栄養素で疲労回復のカギとなります。
同じ原材料でもあるもち米には炭水化物が多く含まれている為、この小豆が炭水化物の代謝をサポートしてくれるのです。
ただ、注意しなければいけないのは、「ぼたもち」、「おはぎ」のあんこは砂糖も多く使用されているので、食べ過ぎには気をつけながら美味しく味わいましょう。