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第88回 抜け毛

2016.3.30 - [生活]

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健康な人の毛髪は1日に平均90本ほど抜け、3か月くらいでまた新しい髪が生えてきます。
そして、4~6か月ほどで新しい毛髪に生まれ変わります。ところが、生活習慣やストレス、ホルモンの影響などによってこのヘアサイクルが乱れ、毛髪が抜けやすくなったり、新しい毛髪の成長に長く時間を要する場合があります。
 
日常生活から考えられる原因
1.ヘアスタイルによる刺激
いつも同じ位置の分け目など、一定方向に引っ張り続ける髪型が、栄養分を運ぶ毛乳頭に負担をかけます。また毛髪の成長を促す毛母細胞に栄養分を運ぶ機能が弱まることで抜け毛を起こしやすくします。
 
2.ダイエットや喫煙などの生活習慣
過度のダイエットによって毛髪の原料であるタンパク質が不足すると、毛乳頭の機能が弱まり、栄養分が運ばれなくなります。そのため、栄養不足で毛髪が弱くなり抜け毛を引き起こしやすくなります。また、喫煙も血管を収縮させ血行を悪くするため、必要な栄養分が毛根へ供給されず髪が衰えて抜けやすくなります。
 
3.過剰なストレスhair_nukege_stress
過剰なストレスによって、毛乳頭が一時的に機能を停止して、抜け毛が増えたり毛髪が細くなったりします。また、部分的に毛髪が抜け、新しい毛髪が一時的に生えなくなることがあります。これがいわゆる円形脱毛症です。
 
4.ホルモンバランスの変化
妊娠中などは、毛髪の成長を促す女性ホルモンの分泌量が増えて抜け毛が減ります。しかし、出産後にはホルモンのバランスが元に戻るため、毛髪が一気に抜けることがあります。また、性別に関わらず、男性ホルモンが過剰に分泌されると毛乳頭がうまく機能しなくなり、栄養分が運べなくなることで抜け毛が増えることがあります。これは男性型脱毛症(AGA)の原因と考えられています。
 
5.頭皮の老化
加齢に伴って頭皮も老化し、硬くなっていきます。頭皮が硬くなると血行が悪化し、毛髪の育成を促す毛母細胞に栄養分を運ぶ機能が弱くなり、抜け毛を引き起こします。
 
日常生活でできる予防法
◆髪と頭皮をしっかり洗う
毛髪と頭皮にはホコリや煙など外から付着し、内側から皮脂や汗などが分泌されます。1回のシャンプーでは髪の汚れは落とせても、頭皮の汚れが残っている場合があります。シャンプーは2回に分け、指の腹で頭皮を優しく揉むように洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流しましょう。洗顔後はなるべく自然乾燥を心がけ、タオルで髪の毛をゴシゴシ拭くとキューティクルを傷付けてしまいます。ドライヤーを使うときには、髪から10㎝以上離して熱が直接当たらないように優しく乾かしましょう。
 
◆頭皮マッサージをする
マッサージによって緊張がほぐれ、血行が良くなり育毛の効果が促進されます。朝、目が覚めた時やシャンプーの前、寝る前のマッサージがより効果的です。
 
◆バランスの良い食生活を心がけるfood_eiyou3_tanpakushitsu
髪の主成分である良質なたんぱく質は大豆や肉、魚、卵からとるのがおススメです。育毛のための栄養素となるビタミンB群、特にB2とB6はイワシやサンマなどの青魚、レバー、納豆、牛乳などが効果的です。また、喫煙は髪の健康にはおすすめできません。
 
「抜け毛が続く」「大量に抜ける」といった場合は、主治医に相談するか、もしくは皮膚科で診察を受けましょう。抜け毛の予防は、早いほど良いと言われています。気になる方は生活習慣を見直してみませんか~?

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