最近「糖質」という言葉をよく耳にしますね。「糖質ゼロ」や「糖質オフ」の食べ物や飲み物も多く見かけます。糖質は身体を作るためには必要な栄養素ですが、摂りすぎると余った糖が脂肪として体に蓄積されやすく太る原因につながります。
 
皆さんは甘いもの＝糖質と思っていませんか？もちろん甘いものには多くの糖質が含まれていますが、実はごはんやパンの炭水化物や芋類にも多くの糖質が含まれています。
 
■炭水化物と糖質はどう違うの？
炭水化物のうち食物繊維を除いたものが糖質です。糖質と食物繊維では体の中での作用も大きく違うので区別して考える必要がありますが「炭水化物の摂りすぎ」は「糖質」も多く摂取していることに繋がります。
 
■こんな組み合わせしていませんか？
外食でついつい選びがちな「ラーメン＋チャーハン」「うどん＋ご飯」は糖質の高いものの組み合わせ。メインが炭水化物の場合は、野菜炒めやサラダなどおかず系のメニューにしましょう。スーパー、コンビニで手軽に買える「菓子パン＋甘い飲み物」の組み合わせも高糖質。菓子パンは食事ではなくおやつ。食べ過ぎに注意しましょう。
 
ダイエットの敵とされる糖質ですが、体内に入ると分解されブドウ糖となり、脳の唯一のエネルギー源になります。極端に制限しすぎるのは脳や体に無理をさせてしまいストレスに繋がります。普段の生活で糖質のことを少しだけ意識していただくだけでも体への負担が減ると思います。