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第108回 機能性表示食品

2017.11.17 - [健康]

「機能性表示食品」という食品をご存知ですか? 
「機能性表示食品」制度は2015年からスタートした新しい制度で、近頃はテレビCMなどでも機能性表示食品を目にすることが増えてきました。
機能性というと難しく感じますが、「おなかの調子を整える」「コレステロールの吸収を抑える」など、健康の維持・増進に役立つ健康効果のことを機能性といい、その機能性が表示されている食品こそが「機能性表示食品」なのです。
機能性が表示されている食品といえば、すでに「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」というものがあります。
特に「トクホ」といえば有名な商品も多く、耳なじみのある方も多いと思います。
新しくできた機能性表示食品はこれらのなかまであり、中でもトクホによく似た食品なのです。

では、「機能性表示食品」と「トクホ」にはどのような違いがあるのでしょうか?簡単にご紹介します。

 特定保健用食品(トクホ)とは
・健康の維持・増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「おなかの調子を整える」「コレステロールの吸収を抑える」などの機能性の表示が許可されている食品です。
・トクホとして販売するためには、食品の機能性や安全性について試験を実施して科学的根拠を示し、製品ごとに国の審査を受ける必要があります。
・トクホの製品には消費者庁の許可マークがついています。

トクホは製品ごとに国の審査を受ける必要があるため、トクホの商品を販売しようとする企業には膨大な研究費用と時間がかかってしまいます。
中小企業などではトクホの申請はなかなか難しいようです。
そのため、トクホの申請が出来ず、機能性の表示許可がない健康食品などに、あいまいな表示がされていることがあります。
例えば、「健康な毎日のために」「からだスッキリ」などというあいまいな表示だと、どのような健康効果があるのかよくわからず不安になりませんか?
またその一方で、よくわからないけれどなんだか健康に良さそうな気がして買ってしまう人もいるのではないでしょうか?
そこで食品の機能性をわかりやすく表示した食品を増やし、私たち消費者の商品選択の幅を広げるために、新しく「機能性表示食品」ができました。

 ■機能性表示食品とは
事業者(企業)の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
・トクホとは違い、食品の機能性や安全性について試験データや論文などで科学的根拠を示し、販売前に届け出が出されれば、個別に国の審査を受ける必要がありません
・届け出られた情報は消費者庁のウェブサイトで公開され、誰でも閲覧することが出来ます。
・商品の販売が開始されてからも、消費者庁を中心に商品に問題がないか監視をしています。
・機能性表示食品の製品には消費者庁の許可マークがついていません。代わりに「機能性表示食品」という表示がついています。
・機能性表示食品は加工食品だけでなく、魚や野菜などの生鮮食品にも認められています。

機能性表示食品は、トクホと同じように食品の機能性を表示することが出来ます。
一方、トクホが国の審査を受けるのに対し、機能性表示食品は届け出制であるという点が違いの1つです。 
機能性表示食品ができたことで、健康への効果がわかりやすく表示された商品がどんどん増えてきました。
お買い物の際には商品のパッケージをよく見て機能性表示食品を探してみてください。
気になる商品があれば、商品のパッケージにある「届出番号」をもとに、ウェブサイトで商品の情報を確認してみると安心ですね。
普段からお菓子や飲み物などをよく買う方は、それらをトクホや機能性表示食品のものにしてみるのもおすすめです。
さまざまな機能性をもつ食品が販売されているので、ご自身の健康の目的に合わせてトクホや機能性表示食品を選び、健康な食生活に役立ててみてください。
もちろん、健康の基礎となる規則正しい生活やバランスの良い食事をお忘れなく!

 

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