第176回 さつまいも
段々と寒さが続くようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は食欲の秋ということで、今が旬の「さつまいも」についてご紹介いたします!
さつまいもはカリウムや鉄、ビタミンB1・B2などの栄養豊富な食品ですが、その中でも注目したいのは食物繊維とビタミンCです。
特にビタミンCはリンゴの5倍くらい豊富に含まれています。
□食物繊維の働き
食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする、コレステロール値を正常にキープする、などの働きを持ち、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。
水溶性食物繊維は余分な糖分・脂質をキャッチし、一方の不溶性食物繊維は余分な糖分・脂質の排出を促し、水分を吸い込んで膨らみます。
さつまいもはこの2つの食物繊維が豊富であることに加え、排泄を助ける働きを持つヤラピンという成分を含んでおり、便秘を防ぐのに効果的です。
□ビタミンCの働き
ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要な栄養素で、酸化を防ぎ老化を予防したり、鉄の吸収率をアップさせたりする働きがあります。また、ビタミンCはストレスに対抗するホルモンを作るために必要とされるビタミンでストレスから身を守る役割も果たします。ビタミンCは熱に弱く調理によって壊れやすいのですが、さつまいもにはビタミンCが加熱しても壊れにくい形で含まれているのが魅力的なポイントです。
□おすすめお菓子レシピ「さつまいもとりんごのマフィン」
今回のテーマ「さつまいも」のおやつにピッタリなレシピをご紹介します。
【材料】直径6㎝カップ×6個分
さつまいも‥‥‥‥‥‥‥100g
りんご‥‥‥‥‥‥‥‥‥100g
ホットケーキミックス‥‥150g
牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70g
たまご‥‥‥‥‥‥‥‥‥50g
サラダ油‥‥‥‥‥‥‥‥30g
はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥15g
【作り方】
①さつまいもとりんごを角1㎝にカット。
②①をボウルに入れ電子レンジで600W4分加熱する。
③②のボウルにその他の材料すべてを入れ混ぜる。
④③をカップに入れ、160度に予熱したオーブンで25分焼く。
※様子を見て時間を調整する。
1カップあたり200kcalで、さつまいもやりんごが入っているので食べ応えがあり、間食にちょうど良い量です。
ぜひお時間のある時に作ってみてはいかがでしょうか?